ミス首都大2014高井ひろえの読んだ!観た!感じた!

画像: プロフィール:ミス首都大2014 ミスコン全国大会にてフジテレビスポンサー賞を受賞

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愛する母親のために、先生を幸せにする

画像: ameblo.jp

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11歳のトレバーは、社会科の授業の課題である、「世界を変えるアイディアを考え、実行に移す。」に真正面から取り組みます。絞り出した答えは、「僕が、3人の困っている人に、その人にとって難しいことをしてあげる。その3人は、それぞれ次の3人に、同じようなことをしてあげる。」こうすれば、世界中に善意が広がってゆき、世界が変わるというものでした。トレバーが善意をわたす2人目に決めたのは、課題を出した張本人であるシモネット先生。そして、なんと、先生と自分の母親アーリーンをくっつけようとするのです!トレバーが2人を恋仲にしようと一生懸命工夫を凝らして策を練る姿はとても愛くるしいのですが、その裏には母親に幸せになってほしいという切なる想いがあるのだと思うと、なんて大人びているんだろうと感じます。放浪中の元夫も母親と同様アル中で、さらに母に対して暴力をふるいます。トレバーは、先生に母を守ってほしかったのですね。結局トレバーの助けによって麻薬から逃れられなかった(とトレバーが思っている)1人目のホームレスとは違い、諦められない試みになります。

「あなたに幸せになってほしいから、あなたに変わってほしい」

PAY IT FORWARDの一番最初のコラムで、「人は変化をこわがる生き物」とお話ししました。たくさんの経験をすればするほど、自分の価値観が明確になってきて、違う考え方を受け入れることが難しくなるからです。違う考え方を、「それもありだろう」と認めるのはまだ易しいかもしれないですが、行動するのはとても勇気のいることです。そして、行動したとしても、たくさんの障害が待っていることもあるのです。
シモネット先生は、いままで、恋愛関係になったことがありませんでした。恋愛に臆病になってしまったのは、体中にある火傷のせいでもありました。トレバーは、「男女が2人きりで夕食をすれば恋愛関係になる。」というような子供らしい考えで、先生と母の食事をこっそりセッティングします。しかし、結果的に母に怒られ、家出をすることになります。
その後のトレバーの努力もあり、先生と母がいい感じになってきた時には、母が元夫とよりを戻そうとしました。トレバーは先生にどう掛け合っても、母と再び恋愛関係になることを拒みました。
子供の時の、大人の言葉って、絶対なものだと思いますよね。特に、先生やお母さんの言葉は。
でも、トレバーは、何を言われても2人で幸せになることが「可能」だということを信じ続けました。一番の方法を、子供ながらに確信していたのです。いくら子供の自分にはわからない大人の事情があるとはいえ、先生と母が愛し合うことが最高の幸せだと知っていたのです。

画像: movieloveol.blog52.fc2.com

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結局、トレバーは、先生と母を幸せにすることができました。そして、アメリカ中のひとたちに、善意を伝えることの素晴らしさを教えることができました。
「世界を変える。」とても壮大で、立派なこと。世界中の人に影響力を与えられるって、どんなに大きな存在なんだろう?と思います。
トレバーは、誰も変えられなかった目の前の1人を幸せにできました。世界規模で考えたらとても小さいことかもしれないけれど、とても難しいことができました。それが、予想もしない広がりをみせたのです。

世界を変えるヒントは、愛する人を幸せにするという固い意志を背負った、トレバーの小さな背中にあるような気がしてくるのです。

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